創作家具と染の『春日工房』　～読み物～　B級コットウ大図鑑～part１～

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B級コットウ大図鑑～part１～
私たちは知る人ぞ知る「安物コットウ好き」なので、その一部を公開します！（んな、大層な）
	骨董市やリサイクルショップで手に入れた古いお皿。遠目には綺麗ですが、ヒビなどが入っているので全て 1000円くらいでした。骨董屋さんが言うには「カケはそれ以上広がらないけど、ヒビはいつかパッカリ割れる恐れがあるので、安くしている」んだそうです♪ 食器棚に積んでおくのは淋しいので飾っていますが、わりにしょっちゅうお料理に使っています。
	有馬温泉の近くのリサイクルショップで手に入れたベンチ。桜の花の切り抜きが可愛くてうちにある家具の中でも一番人気です？(^_^;) よく見るとベンチの片方の端がのこぎりで無理に切った跡があり、もとはこの２倍くらいの長さで、座の高さが高いので、靴をはいたまま座るような場所に置いてあったと思われます。
	以前に借りていた仕事場の物置に捨てられていた昔の炬燵。中に炭をオコした容器をいれて、上から布団をかぶせて使ったようです。これを見た50歳以上の人のほとんどが「懐かしい！ウチにもあったけどもう捨てた」とおっしゃいます。私たちは中に電球を入れてぐるりの穴に和紙を貼り、灯りとして使っています。
	10年位前に京都の天神さんの市（毎月25日）に出店していた頃、近くの骨董屋さんから買いました。箱の底にもう一枚穴を開けた板が敷いてあって、昔魚を入れるのに使った箱だそうです。私たちは知人にいただいた「湯冷ましコレクション」の収納に使っています。
	ネットオークションで安く手に入れた大きな木の時計。中身は空っぽで針もなかったので、クオーツの器械を入れて針をつけました。木工の作業場にかけてあるので埃だらけですが、老眼の私たちにはピッタリ！よ～く時刻がわかります♪
	7～8年前に大阪の扇町にある「古物屋さん」で手に入れました。80歳近くのおじいさんが一人でやっていて、お店の内外にゴチャ～っといろんな物がおいてあるワクワクするようなお店でした。私が「京都の大江町から来た」と言ったら「そら遠いところから！」と言って安い上に更にオマケしてくれたあの優しいおじいさん、お元気ですか？
	私（粧）の実家の両親が結婚した1952年に、父の故郷である小樽の友人たちが結婚祝いにくださったというちゃぶ台です。私が小さい頃はもちろんこのちゃぶ台で一家4人でごはんを食べていました。円の周囲の塗装が特に剥がれていて、熱いお茶碗を置いたため丸く白濁した跡もありますが、50年以上たって父亡き後もこうして残ってくれる・・こんな家具を作っていきたいと思います。今は上が合板の木のテーブルの上に脚を折って載せて使っています。

バックナンバー動物の友だち～Part２～ねこコレクション☆招き猫以外☆ 最近手に入れたお気に入りのモノ（台所編）動物の友だち～Part１～古家の暮らし（秋～春）ある日の春日工房染作品が出来るまでよしみ菓子舗

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